こんにちは
皆さんは歯科医院で治療を受けているとき、「カチカチ噛んでください」「ギリギリしてください」と何度も声をかけられた経験はありませんか?
特に、虫歯の治療で詰め物を入れたあとなど、何度も噛むように言われることがありますよね。
「さっきも噛んだのに、まだ確認するの?」と思ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。
実は、この確認には大切な理由があるんです!
■ 噛み合わせは、ほんの少しの違いも大切!
私たちの歯は、食べ物を噛むときだけでなく、会話をしたり、口を動かしたりするときにも使われています。
上下の歯が接触する位置や力のかかり方は、歯や顎の状態によって異なります。
そのため、虫歯を治療して詰め物や被せ物を入れた際には、周囲の歯との高さや噛み合わせが合っているかを確認する必要があります。
もし詰め物が高すぎると、噛んだときに特定の歯へ強い力がかかったり、噛みにくさや違和感につながったりすることがあります。
治療した歯だけを見るのではなく、お口全体のバランスを確認することが大切なのです。
■ 赤や青の紙を噛むのは何のため?
歯科医院で、赤や青の小さな紙をカチカチ噛んだことはありませんか?
これは「咬合紙(こうごうし)」と呼ばれるもので、上下の歯がどこで接触しているのかを確認するために使用します。
紙についた色の跡を見ながら、歯科医師が噛み合わせの状態を確認します。
見た目だけでは分かりにくい歯の接触状態を、目で見て確認できるようにするための道具です。
治療する歯や詰め物の種類などによって、確認方法は異なりますが、患者さんが自然に噛める状態を目指して細かく調整しています。
■ 治療後に違和感があったら、遠慮なく教えてください!
治療が終わったあと、「少し高い気がする」「噛むと違和感がある」と感じることもあるかもしれません。
そのような場合は、我慢せずに歯科医師やスタッフにお伝えください。
ご自身では気にならない程度の小さな違和感でも、実際に確認してみると調整が必要な場合があります。
反対に、違和感の原因が噛み合わせ以外にあることもあるため、状態を確認することが大切です。
歯科医院での「噛んでください」という声かけには、患者さんが快適に食事や会話をできるようにするための、大切な意味が込められています。
次に歯科医院を受診した際には、ぜひ噛み合わせのチェックにも注目してみてくださいね!
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談ください。